過去の自由集会・シンポジウム

下記は、これまでに日本産業衛生学会学術委員会若手研究者の会が主催した自由集会・シンポジウムの内容です。

第8回自由集会(第92回日本産業衛生学会@名古屋)

職場における調査研究:RCTをやってみよう

日時 2019年5月23日(木)15:30~17:00
場所 第17会場(名古屋国際会議場 2号館2階 会議室221)
参加費 無料(第92回日本産業衛生学会に参加の方であれば、どなたでもご参加いただけます)
概要 これまでの産業保健分野でのエビデンスは、事例研究や観察研究が主であり、臨床研究で多く行われているRCT(無作為比較試験)については、他の分野と比較して件数が少ないのが現状です。ただ、根拠に基づく産業保健を実践するためには、RCTによる質の高い研究成果の蓄積が不可欠です。産業保健分野でRCT研究が行いにくい理由として、病院ではなく企業で、患者ではなく一般労働者を対象に行うという、産業保健のフィールドの特徴が影響しているのかもしれません。一方で、そのような種々の制約があるにもかかわらず、色々な工夫をすることで企業とのウィンウィンの関係をうまく構築しながらRCTを行い、研究成果を出している研究者もいます。

今回の研究会では、産業保健の実務者、研究者がRCTに関心をもってもらうこと、そのハードルを下げることを目的に、「職場における調査研究:RCTをやってみよう」というテーマで企画をしました。演者として、RCTについての多くのノウハウを持たれている川村孝先生と今村幸太郎先生を研究会にお招きします。川村先生には、RCTを行う上での必要な基礎知識を、今村先生には、産業保健のフィールドでRCTを実施し、多くの論文を発表したご経験をお話いただきます。

演者:
川村孝(京都大学 環境安全保健機構健康科学センター長・教授)
今村幸太郎(東京大学大学院医学系研究科精神保健学分野・特任講師)

座長 内田満夫(群馬大学)

第7回自由集会(第91回日本産業衛生学会@熊本)

テーマ:職場でアンケートをする前に知っておきたいこと
~論文発表に耐えるデータの取り方~

日時 2018年5月17日(木)17:00~18:30
場所 B会場(熊本市民会館2F大会議室)
参加費 無料(第91回日本産業衛生学会に参加の方であれば、どなたでもご参加いただけます)
概要 産業現場では健康診断やストレスチェックなどのデータが日々蓄積され、その活用が求められています。しかし、少なからぬ保健医療専門職の方がデータ分析を苦手に感じ、データを活用しきれない場面に遭遇します。今回は、データ分析への苦手意識を減らし、現場のデータを活用して論文発表に挑戦したいと思っていただくために、現場でのデータ活用も視野に入れて、分析の基礎となる疫学・統計学の考え方についてお話しします。最後に、健診データを活用して論文発表するためのコツについて、実例を交えてお話しします。研究のためのデータ分析の相談先として、日本産業衛生学会若手研究者の会世話人有志が立ち上げた産業保健研究ネットワークも紹介します。

プログラム:
1) 学会発表はできたが、論文査読で苦労した事例紹介
守田祐作(新日鐵住金(株))
2) アンケートをする前に知っておきたいこと
井上彰臣(北里大学)
3) 若手学術ネットワークの支援で論文発表に至った事例紹介
石丸知宏(一般財団法人西日本産業衛生会)

座長 江口尚(北里大学)
詳細 こちら(PDFチラシ)をご覧ください

第6回自由集会(第90回日本産業衛生学会@東京)

テーマ:ゼロから始める健診データ分析―論文発表に向けて―

日時 2017年5月11日(木)16:40~17:40
場所 東京ビックサイト TFTビル東館9階 研修室905(第6会場)
参加費 無料(第90回日本産業衛生学会に参加の方であれば、どなたでもご参加いただけます)
演者 堀愛(筑波大学)
桑原恵介(帝京大学大学院公衆衛生学研究科)
概要 産業現場では健康診断やストレスチェックなどのデータが日々蓄積され、その活用が求められています。しかし、少なからぬ保健医療専門職の方がデータ分析を苦手に感じ、データを活用しきれない場面に遭遇します。今回は、データ分析への苦手意識を減らし、現場のデータを活用して論文発表に挑戦したいと思っていただくために、現場でのデータ活用も視野に入れて、分析の基礎となる疫学・統計学の考え方についてお話しします。最後に、健診データを活用して論文発表するためのコツについて、実例を交えてお話しします。研究のためのデータ分析の相談先として、日本産業衛生学会若手研究者の会世話人有志が立ち上げた産業保健研究ネットワークも紹介します。

プログラム:
1)会の趣旨説明(代表世話人)
2)話題1.健診データ活用のための疫学の考え方(桑原恵介)
3)話題2.健診データ分析のための統計の基礎知識(堀愛)
4)話題3.健診データを活用した論文掲載のコツ(桑原恵介)
5)質疑応答・情報交換会

司会 川島正敏(東海旅客鉄道株式会社)
座長 堀愛(筑波大学)
詳細 こちら(PDFチラシ)をご覧ください

第2回シンポジウム(第90回日本産業衛生学会@東京)

テーマ:産業保健職の存在価値を高める現場のデータの見せ方・まとめ方―人事・経営とのWin-Winの関係とは?―

日時 2017年5月12日(金)9:30~11:30
場所 東京ビックサイト TFTビル東館9階 研修室908(第9会場)
参加費 無料(第90回日本産業衛生学会に参加の方であれば、どなたでもご参加いただけます)
演者 守田祐作(新日鐵住金株式会社)
「職場のデータを使ってPDCAを回す方法」影山淳(ヤマハ(株)人事部 環境安全グループ 健康管理センター)
「データをもとに、産業保健の価値を高める方法」久保智英(独立行政法人労働安全衛生総合研究所)
「労働現場での調査のやり方とデータのまとめ方:人事や経営者層から理解と協力を得てより良い研究にするために」根岸茂登美(藤沢タクシー(株))
「人事・経営側から見た現場のデータの活用方法」
指定発言 桑原恵介(帝京大学大学院公衆衛生学研究科)
「産業保健研究ネットワークの取り組み報告」
概要 日本産業衛生学会では、毎年多数の質の高い口頭・ポスター発表が行われていますが、学会発表以外の場、例えば社内においては、健康管理部門の取り組み状況が情報共有がされにくいのが現状です。また、論文化して形に残そうとしても、研究デザインの構築や統計解析、論文の執筆など研究活動に対してハードルを感じている産業保健職も多くいらっしゃると思います。その一方で、科学的データをもとに産業保健施策を実施したり、人事や経営層を説得したり、論文を書くことで産業保健職の価値を高めている実践者もいます。また研究者側は、研究活動を行うためのフィールドや、コラボレーションの機会を求めています。そこで本シンポジウムでは、フルタイムで産業保健活動に従事している実践者である産業保健職と、フルタイムで研究をしている研究者、そして保健師でもある経営者が、産業保健職の社内での存在価値を高める科学的データの見せ方・まとめ方にはどのようなものがあるか、どのようなコラボレーションが可能かについて、良好事例などについて検討、情報共有ができればと考えています。これによって、企業と産業保健職・研究者の間にwin-winの関係が構築できる方法を考えます。
座長 津野香奈美(和歌山県立医科大学医学部衛生学教室)
内田満夫(信州大学総合健康安全センター)
年月 学会(開催地) テーマ 演者
2016年5月 第1回シンポジウム 第89回日本産業衛生学会(福島) 現場からエビデンスを発信するために―若手実践者からの提案― 【座長】
津野香奈美(和歌山県立医大)
和田耕治(国立国際医療研究センター)【演者】
宋裕姫(日産)
江口尚(北里大)
金森悟(伊藤忠)
小林由佳(本田技研)
谷良宏(谷病院)
桑原恵介(帝京大)
2016年5月 第5回自由集会 第89回日本産業衛生学会(福島) その研究は倫理的に大丈夫ですか? ―安心して研究するために― 【座長】
小川真規(自治医科大)
堀愛(東京ガス)【演者】
内田満夫(信州大)
藤野昭宏(産業医大)
西浦千尋(東京ガス)
2015年5月 第4回自由集会 第88回日本産業衛生学会(大阪) 現場で働きながら論文を書き上げるコツ 【座長】
津野香奈美(和歌山県立医大)【演者】
守田祐作(新日鐵住金)
塩崎万起(和歌山県警察)
今村幸太郎(東大)
2014年5月 第3回自由集会 第87回日本産業衛生学会(岡山) 学会発表から論文化を目指すためのヒント 【座長】
津野香奈美(和歌山県立医大)【演者】
井澤修平(労働安全衛生総合研究所)
野村恭子(帝京大)
和田耕治(国立国際医療研究センター)
今井鉄平(アズビル)
2013年9月 第2回自由集会 第23回産業医・産業看護全国協議会(名古屋) リサーチ・マインドを高めるためには? 【座長】
浅海洋(九州旅客鉄道株式会社)【演者】
堀愛(東京ガス)
江口尚(北里大)
2013年5月 第1回自由集会 第86回日本産業衛生学会(松山) ワークショップ 【座長】
和田耕治(国立国際医療研究センター)
野村恭子(帝京大)